うさみみ

すきなものはすき

ジャニーズ事務所のコンサバな姿勢について、思うところ

本格的にジャニーズ事務所のことを眺めはじめて2ヶ月、未だに紙の郵便振込が生きていたりチケットの当落を電話で確認したりオールドなテクノロジーを活用する変な事務所だなあと思っていたんですが、こないだその謎が解けました。
 
今月の「エンターテイナーの条件」*1、『徐々にカイキン?ジャニーズ事務所の電子メディア』で光一さんが語るところによると
 
「事務所がコンサバなのはファンの公平な環境に配慮してるから」(ニュアンス)
 
…らしい。
 

 

(上に貼ったアマゾンのリンクでもそうですが、アー写とかジャケ写はOKなのに雑誌の表紙はNGなのが微妙に謎ですね…。)

 

 

公平な、環境・・・!

不平等がはびこる世の中でこんなにも甘い言葉、他にある?!

子どもや学生はお金の代わりに時間を差し出し、地方民は時間/物理的制約を札束で殴りつけるのがオタクの道という私の中の常識をいとも容易くぶっ壊しにくるのが、ジャニーズ事務所・・・!

 

…ただしその公平はニーズに即しているか?って問題なんですが。

 

 
記事中に以前にライブ映像を当時出始めのBlu-rayで発売しようと提案したら「再生機が普及してないのにわざわざ買わせるんですか?」(ニュアンス)と事務所側に却下されたというエピソードも載ってるんですが、
なるほど確かに平等やな、と納得するのと同時に
すぐ貢ぐタイプのオタクからすれば「再生機を持ってない媒体で出るなら再生機買うのでご心配には及びません!どうぞ高画質で!何卒!お願いします!!!!」
と返したくなる平等っぷり。
というか対応が遅いのはインターネット関連だけじゃないんだな…。
 
 
チケットは公平じゃないしテレビ番組の地方格差もいち事務所にはどうしようもないけどできるところはせめて公平に…と思ってるんでしょうか。ブレずに理念をしっかり貫いてるという意味では素晴らしいといえるかもしれない。笑
 
 
とはいえ今時インターネット環境のない人はほぼ存在しないし、諸々ある地方格差はインターネットのおかげで解消されたものも多いです。
公平性を重視するならインターネットがもたらす新たな平等にも目を向けるべきではないかと思ってしまったり、します。
 
 
 
記事中では他にもタレントの立場から音楽配信問題などにも触れられてるので興味があればぜひ。(宣伝)