うさみみ

すきなものはすき

20周年サイトの話

12日の午後7時。
後ろから読むと7月21日のデビュー日を連想させるような時間ぴったりに、KinKi Kids20周年特設サイトが公開終了となった。
(嘘。ちょっと盛った。実際は7時4分ごろまで見れた。笑)

特設サイトには今日の1曲を選んでSNSに投稿できるコーナーがあり、その日は朝から「#kinkikids_song」「お気に入りKinKi Kidsソング」がツイッターのトレンドを賑わせていた。
最初はサイト経由でツイートしている人が多く、そのほとんどがキンキ担だったのが、「お気に入りKinKi Kidsソング」のトレンド順位が上がってくるにつれてファンではない一般の方がサイトを経由せずに好きな曲を挙げているツイートも見られるようになった。

特に熱心なファンではない人でも好きだといえる曲がある。しかもただ単に「知ってる」だけでなく「お気に入り」だといえるほど知られている。さすがに最近の曲やマイナーな曲は出てこないけど、複数曲挙げている人もちらほらいた。
私が無知すぎるといわれればそれまでなのだけど、想像以上にKinKiの楽曲が広く知られた存在だったことを知って驚いた。
お前は何を言っているんだと言われそうだけど、オタクが「この曲は有名だよ!(国民の8割が知ってるかのような言い方)」といっても非オタには「見たことある…かも?」レベルにしか認知されてないことが多かった人生なので許してほしい。

KinKi KidsがTVに出まくっていた頃私は幼児だったので、KinKi Kidsの楽曲がどれくらい世間で浸透していたのか、想像してもいまいちピンとこない。
そもそもチャート上位でも知らない曲ばかりの10年代音楽文化に慣れきった身には「オリコン全部1位しかも有名しかもお気に入りソングに挙げられる」という存在の実感がまったくない。
というか、私がKinKi楽曲を知らなさすぎるのだ。
きんき沼に来た当初、さすがに「硝子の少年」は知っていたけど、あとは「フラワー」をうっすら聞いたことがあるかも…?というレベルで、全部1位ならさすがにどれか知ってるのでは…と思っていたので我ながら逆にびっくりした。

あまりにも知らなすぎることについては、そもそも世代が違うこと、TV(特にドラマ)をあまり見ていなかったこと、興味のあるジャンルだけを深く掘り下げる根っからのオタク気質、というあたりが影響しているのだろうと思うが、さすがに知らなさすぎる。
元々ジャニヲタだったりしたら「自担が歌っていた」とかあるのかもしれないけど、それもない。
堂本兄弟はうっすら見たことあるけどトーク部分しか記憶にない(ごめん)。


サイト公開終了直前に駆け込みで20年分の楽曲を視聴してきて、20年の歴史の重みを感じると同時に、「お気に入りの曲」として特別思い入れができるほどの時間も、「思い出の曲」として共有できるだけの時間も持っていないことがすごく寂しく感じてしまった。
これだけ一般に認知されてる楽曲なのになんで私は思い入れを持てていないんだろう…?と。
どれだけCDを聴きこんでも、映像で追体験しても、同時代を経験することだけは絶対にできない。メンバーやそれまでのファンが抱えてる思い入れの根幹には触れられない。
「永遠の新規」ってこういうことかな!(違います)しょっぱいね!

 

長々書きましたが「あっこの曲!懐かしい〜!」と言いたいだけの人生だったという話です。終わります。

 

最後になりましたが素敵なサイトをありがとうございました!